唾液コルチゾール検査とは?結果が出ました

前回の記事で、副腎機能検査をやってもらっている最中とお伝えしましたが、その結果が出たので報告します。

 

結果、副腎疲労でした。

副腎疲労症候群ということになると思います。検査を受けたところの先生から言われたことがあまりにも衝撃的だったので、1人でも多くの人に共有したいと思っています。

 

まず、なぜ副腎疲労だと診断されたかと言うと、副腎が分泌するはずのホルモンであるコルチゾールが正常値を下回っていたからです。

コルチゾールは唾液の中に含まれているので、一日四回に分けて採取した唾液を調べてもらうとその分泌量がわかります。この唾液コルチゾール検査というものを、11月頭に行っていました。結果が出るのに2〜3週間を要しました。残念ながら自費診療なのでどこへ行っても2〜3万円くらいはかかります。

 

副腎疲労が低血糖症とどんな繋がりがあるのかですが、先生曰く副腎は、『全能の臓器』ということです。それは多くの作業を行ってくれる優秀な臓器だからだそうです。

 

中でも主要なものは、ホルモンの分泌です。コルチゾール、アルドステロン、アンドロジェンという聞き慣れないホルモンを分泌していますが、その中のコルチゾールがストレスのコントロールや、血糖や免疫機能のコントロールを行っているようです。

つまりコルチゾールが不足すると血糖調節異常が起こるため、低血糖症が発症してしまいます。僕の低血糖症では、副腎疲労によるコルチゾール低下が原因だと判明したのです。

 

しかし、ここで気になってくるのはなぜ副腎疲労になったか、ということです。副腎が疲労してしまった背景も個々に必ずあるからです。

 

副腎疲労の原因となるものは、以下のようなものです。

◆ストレス(精神的、肉体的)

◆イベント(環境の変化、親族や友人知人の死など)

◆過労、睡眠不足

◆運動不足

◆カフェインやアルコールの過度な摂取

◆喫煙

◆重金属、化学物質の蓄積

◆アレルギーを起こす原因物質の摂取

◆早食い

◆精製された糖や小麦の過度な摂取

◆薬の継続服用

 

僕の場合、1つは、もともとストレスを感じやすい体質だったことが考えられます。大学受験時に自分を追い込みすぎてうつを発症したくらいなので、考え方、感じ方によるストレスが過剰だったと考えられます。これは自分でも自覚があります。

 

また、今は飲んでませんが抗うつ剤や安定剤などを飲んでいたので、それらの影響もあったかと思います。編プロで働いていた時には、過労、睡眠不足はありましたし、過度までいかないですがカフェインをそこそこ摂取していたと思います。甘いものが大好きだったので精製された糖や小麦の過度な摂取もしていましたね。

 

ここまであれば、人によっては副腎が疲労してもおかしくないのかなと思われますが、ここ2年くらいは食生活にも気を配り、過労も睡眠不足も無く、甘いものも控えるようにしていたので、それでも良くならないのはおかしいなと思っていました。

 

しかし、実はもう1つ副腎を疲労させる原因として考えられるものが自分にはあったのです。それがとても衝撃的でした。というのもそれがよかれと思ってやっていた糖質制限だったからです。

 

なぜ糖質制限がダメなのか、長くなったきたので次の記事に譲ります。